映画500本見て分かって来たこと


みなさん、こんばんは~

写真は馴染みのうなぎ屋さんに行った時。

外食はここか馴染みのお寿司屋さんにしか

基本行きません。

それも滅多に行かない。


どちらのお店のママさんも、本当にとてもお上品で

それにとても「可愛らしい」方なのです。

お顔は似ていないのですが、まるで姉妹みたい。


行けばそれはそれはいつも楽しく

至福の時間を過ごさせてくれます。

絶対に裏切らないとはまさにこのこと。



さて、ここ半年でおよそ500本強の映画を見て

来たのですが、見るにつれ徐々に映画について

色々なことが分かって来ました。


1:映画は監督だ。

今まで、映画って監督とか俳優さんとか脚本とか

全然何も考えないで見て来たのですが

よくよく、たくさん見るうちに

何故、映画って世の中で「監督」が重視されるのか

やっと分かったということです。

最初の一歩は、監督から始まるわけです。

脚本、俳優の選択など。


「バックトゥザフューチャー」などは、一番最初に

マイケルJフォックスに依頼をしたけど、断られたそう。

なので二番手に考えた依頼した俳優さんで撮り始めたそう。

ところが、1本全部撮り終えてもどうしてもしっくり来ない。

なので監督さんは、やっぱりもう一度マイケルに出演依頼

をし、そしてまったく同じ映画を1からまた撮り直したそう。


そして出来上がったのが、あの映画なわけです。

なるほど。

あれはマイケルでなければあの大ヒットはなかった

と言えるのは私にも分かる。


と、こんな簡単なことなのだけど、やっと知りました。



1:たいていの映画はshitでございます。

もう「私の時間を返して!」という映画がいかに

多いのか初めて知りました。

これほど腹立つことはない。笑


「とりあえず少しでも儲かれば何でもいい」

というコンセプトで作っているハリウッド映画は

本当に多い。

それもまた商売で仕方ないのかな、、、


これ、10本見たら8本までshitなのです。

映画を毎日見始めた頃は、見た映画の感想文を

書こうと思っていて、家族にも脳にいいのではないか?

と強く勧められていたのですが、、、、

もう感想文なんて書きたくない!

記憶から抹消したい!怒

てな映画ばかりなのです。笑

本当に知らなかった。。。。

こんな映画がわんさかで映画界が成り立って

いるなんて。。。ビックリでもあります。



1:最後はアクション映画に行き着く。

ずっと映画を見ていると、じわじわと来る映画や

最後まで全部見終わらないと分からない映画は

「つまんなくなる」のです。


感動大作と言われる映画も「つまんなく」なるのです。

なんでかな?

とよくよく考えたら、年だ。。。。

色んなものを見て聞いて、体験もして来ているので

ちょっとやそっとじゃ「ありきたり」なのだ。

人間一人の人生って本当に壮大で、

「こんな話あり得ない!」の連続でしょう。

だからそれに比べたら映画なんてつまんない。

なのです。


すると、実生活には存在しないSFとかアクションとか

そっちに走ってしまうのです。


それで

手軽にパッパと楽しめてワクワクをずっと持ち続けて

見られる映画ってアクションものだと知りました。


次はどうなるんだろう、というワクワク展開に

夢中になるわけです。

話の結末などはおおよそ想像は出来ても

経過が知りたくて、その巧みな計画や

びっくりするアクション手法などなどに釘付け。


それまでアクション系は特に好きじゃないし

好んでは見なかったのですが

外れが大きくないのがアクション系です。

むしろ毎回どの映画を見ても、

「どうやってここの話の作りを思いついたのだろう?」

とか、色々と感心ばかりして

「へーへーへー」

とか言いながら見ています。


時間潰しに頭に来ないで安心して見られる映画は

アクションです。



1:8割の映画は殺しがある。

もういい加減にやめて欲しい。


これは見る側にも作る側にも五分五分の責任でしょう。

殺しの場面がないと、映画はヒットしないのかなぁ。。。

それぞれ象徴するものの意味が違えど

どうしても関心出来ない。


また意味なくそれらのシーンを生生しく描くのも

もう勘弁して欲しい。


しかし、B級ホラーなど、あれだけは別だ。

あれにはあれの特別な世界があるのだ。


「ゾンビ」で一世を風靡し、ゾンビという言葉が

全世界中で使う様になり、今では誰でも当たり前に

使う日常語の中にまでなったのは

ジョージAロメロという監督の偉大な功績なのです。

彼はベトナム戦争での生死感や悲哀を

また彼独自のヒューマニズムで

「ゾンビ」という映画で描いたのです。

彼が存在していなかったら、今のホラー映画界は

ないのです。

ホラー映画とはただ怖くて気持ち悪い映画では

ないのです。

今の映画界の「タブー(社会、モラル)映像化」
まで成し遂げたくらいすごい分野の映画なのです。

が、怖いの気持ち悪いのもウルトラ苦手なので

私はそうそう見ることはありませんが。。。。。



1:いい映画に出会えたら奇跡だ。

どの人にでも、「素晴らしいいい映画だった」

と思える映画に出会えたら、それは奇跡なのだと

思いました。


それは単純にそうでない映画があまりにも

多すぎるからです。


500本強見て思いのほかとても良かった映画1本。

俳優さんにしびれた映画1本。

感動した映画1本。


こんなもんなんだ、、、

いや待てよ?

もしかしたらこれは時代なのか?

とも思いました。


視聴側の主な担い手はやはり今の若い人達です。

一番の消費者に対して映画も作られないと

興行自体が成立しません。


なので、「自分が年を取ったから」

その他ごく少数の人、の中に入っていて

多くの映画のセンスと感性が
「加齢」にかみ合わなく

なりつつある、ということなのでしょうか。

・・・・・・・・>_<


「昔の映画の方が良かった」

わけではなく、自分が年を取ってそう思う

のかもしれません。

初めて「ミッドナイトエクスプレス」を見て

ひっくり返り

「ベティーブルー」を見て

1か月ほど鬱になり

(友人に見るな、ときつく言われていたw)

「パリ・テキサス」を見て初めて感動をした。

何度も何度も溜息を吐いて、映画を見直した。


すると過去の、子供の頃から見て来たたくさんの

映画の価値観がとたんに変わり

心を鷲掴みにされる映画はたくさんあるのを

知りました。


映画は単に、見る側の状態で価値を下されてしまう

のです。

傑作と言われたり、駄作と言われたり。


「なんであんな人好きだったんだろう?」

と同じですね。

好きな時は何もかもすごくいいのです。爆

嫌いになると、すべてがダメ。

人格否定どころか存在否定すらし始める。爆


両親から

「人の良いところを見なさい」

と言われて皆さんも育ったように

映画も「良いところ」を見ましょう。

そこを見つけるのが映画鑑賞の醍醐味です。





























Joséphine Nidy's Official Site

世界でただ一人のオルゴールルネッサンスシンガー。その歌声は’永遠のボーイソプラノ’。スリークッションビリヤードの愛好家でもあり’歌うハスラー’として世界中のビリヤードシーンでも活躍をしている。