フランスのビリヤード事情

これがスリーファンの一番気になっているところですよね。

私のスリー修行なんでどぉ~でもいいですよね。(真実)


まず聞いて驚く人もいるかもしれないこと1つ。

フランスでは「クラブ」が普通で「ビリヤード場」

に行くのではないのです。

どういうことかと言うと、ビリヤード場は日本と同じで

時間制がほとんど。

この「クラブ」というのは会員制なのです。

と言うととっても高級そうなイメージですが

全然違います。


会費は月に5千円平均。年払いだと10か月分くらいになる。

そして誰が営業しているかと言うと、「全員」なのです。

会員になると、各自にクラブの鍵とロッカーの鍵がもらえます。


そうなんです。いついってクラブを開けようが自分の好きで

いいのです。
でもだいたい定年組が午後1時過ぎに一番で開けます。

閉まるのは遅くて夜9時。たいていは8時には皆家に帰ります。


夜に人が多く集まる日本とは文化の違いだと思います。

家族との食事や時間を大事にするので帰るのです。

いや、やっぱり母ちゃんが怖いのが本音かも。(そうかも)

なので朝も家事など家の用事を済ませて、家でご飯を食べて

から来るのです。

そもそも、日本人の様に「ちょっとラーメン行こうか」

なんて外食習慣文化がありません。


まずはクラブの写真をどうぞ。パリ市内の2つのクラブを

ごちゃまぜにアップしています。



空いている台はどの台を使っても大丈夫です。

でもたぶん「花台」があって(あったと思う)

30点以上の人じゃないと(そんな決まりはないが)

恐れ多い台が何となくあった様に思います。


使う前に台に掃除機を掛けて、球をふきふきします。

終わった時はそのままカバーを掛けるだけでOK.


どのクラブも10台前後の台があり、もっとあるところも。

フランスは三つ玉?フリーゲーム?のプレーヤーが多く

スリーと半々くらいだと思います。

日本の四つ玉の大きさの台でやっていて、これでスリーを

するのも「普通」なのです。


スリーは大台でしかしない日本人には、ものすごく
やりづらいと思います。
でも大台もいっぱい空いているので大丈夫。


クラブには100人前後の会員がいます。

私の通っていたところは75人。私で76人!

単純計算で年払い5万円×75=375万円。

これで家賃や台の維持費などをまかなうのです。

私のクラブには簡単な事務作業のおばちゃまがたまに来ていて

彼女の時給はこの中から支払われています。


営利目的ではないので、誰も利益を得ないので会費だけで

十分に運営が成り立ちます。

また日本では考えられないでしょうが、私のクラブは

小学校の空き地下にあり、学校が貸し出しているのです。


この地下のクラブの前の空き室は、貸スタジオで

ロック少年達が来ているのです。

日本ではあり得ない貸出方法ですよね~

さて、クラブにはぼぉ~とする歓談ルームがあります。
写真を撮り忘れたのですが、壁にある大きなTVで
コズーンの試合ばかりを見ては、皆であーだこーだ言って

ビールやコーヒーでくつろいでいます。



ルームには自動販売でコーラ、何故かハイネケン、オレンジと

グレープの何故かファンタ。
またカフェ好きなフランス人にカフェ専用の自販機があり

カフェオレ、エスプレッソなど6種類くらいありました。

値段はほぼ原価でどれも1€~1.2€。

ビールだけ2€だったと思います。
1€は125円前後です。

「ちょっとラーメン」習慣がないので、ご飯をルームで

フランスパンとチーズ、お惣菜を買って来て食べている
ことが皆さん多かったです。

フランスパンは皆、こだわりがあって美味しいパン屋さんを
よく知っているので、不味い高い外食より断然こっちの方が
安上がりでいいです。
チーズも2、3€でデイリーチーズが買えます。
ランチもこうやってルームで食べてひとり300円って

ところでしょか。


球がいつでも自由に思う存分毎日突けるので

私の通っていたクラブではスリーは皆20点以上でした。

私のクラブにはポケットがないので、(以前は一緒だった)
三つ玉からスリーに移っても、そもそも基礎が高い。

最初から15点くらいから始めるみたい。

まあ私の場合、お味噌中のお味噌というか
「こいつまた来たぜ。ガッツだけはあるな。」でしょうか。

たまに皆さんとプレーをしますが、決まってみなさん

当たらなくなります。笑
諸外国では25inn方式はなく、自分の持ち点をどちらかが

上がるまでやります。
なので相手の調子がおかしくなると(私の魔力で)
私の様なウルトラ低得点者は勝ってしまうことが多いです。
もちろん一緒にやるのはとても嫌がります。

が、フランス男子、ジェントルマンなので絶対顔にも

言葉にも出しません。が、居ないところで

「あ~~昨日はジョセ子につかまっちまったよぉ~」
なんてルームで花を咲かせていたと思います。

台のコンディションにはみんなすごくうるさく

どの台も素晴らしかったです。


パリ中心のクラブには、バーカウンターもありましたが

どうもバーもセルフの様でした。

フランスに限らずお隣のドイツでもこの様なクラブ式

が主流だった筈。

プロの選手はみなさん家に台を持っているのですが

皆さんも毎日の様にクラブに通って来ます。
やはりひとりでお稽古していても、お稽古にはスリーは

ならないですよね。

私がざっと調べたところでパリを中心には15クラブ

あった様に思います。(間違っていたらごめんちゃい)。

もし自分がパリ郊外に住んだら、、、と思ってちょっと
調べたのですが、各主要都市の中心部には1つは

あるみたいです。
友人がムランに居るのですが、1つは発見出来ました。

地図で見るとパリから近く見えますが、かなり遠いです。
いつも車移動ですが、車なら2時間はみた方がいいですね。


プロの方からのレッスンも1、2時間1回で50€から
受けられますが人によってお値段はまったく違い

うんと高い方ももちろんいます。
2日間、㏠8時間で10万円という方もいるのですが

お名前は伏せておきますが、これがものすごい噂に

なっていて、このレッスンを受けた人は全員が

「非常に満足、また受けたい」と言っているのです。

誰だか知りたい人は、私と球屋で会った時に聞いてね。


そんなわけで、日本にも「クラブ」が大きく発展すると

いいですよね。でもそうすると、現在の球屋さんが

悲鳴を上げることになってしまうかも。

クラブはすべてが連盟加盟になっているので、組織での

金銭面での援助や、大きな助成金なども受けている

みたいです。

私もまた機会があればクラブを開きたいと思っています。

ただ、日本じゃないかもしれません。
もう私もおばあちゃんなので、もう老後ライフ真っ只中
なのです。

ただ台はまた身体や家が落ち着いたら個人的にでも

置くので、もしそれが日本だったら気軽に遊びに来て

下さいね。
家族も私が何も出来ることがなく、することもないので

「スリー小屋」でも建ててやろうか、、と考えてくれて

いるそうです。是非!!だよね!

では長くなりましたが、必死に読みましたよね!

日本のスリーファンにとっては羨ましい限りですね!

あびあんとぉ~

さりゅぅ~~


Joséphine Nidy's Official Site

世界でただ一人のオルゴールルネッサンスシンガー。その歌声は’永遠のボーイソプラノ’。スリークッションビリヤードの愛好家でもあり’歌うハスラー’として世界中のビリヤードシーンでも活躍をしている。

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