コロナワクチン接種で驚いたこと

初回接種の時に、家族が付き添ってあげると言うですが

病院も徒歩2分の近所。それに付き添ってもらっても

意味がないのでは?余計にもしコロナなんかに掛かってしまったら

申し訳ない。



そして雨の日でした。テクテクテクと歩いて行くと

あれぇ?ほとんどの人が2人一組で来ているのです。

みんな20~30代前半の若い男女が、親に付き添っているのです。



とってもびっくりして、ラインで「ひとりなのはママだけだわ」

と送りました。「あら、、、やっぱり付いて行ってあげれば良かったわ、、」

なんて返事ももらいました。



そしてひとりひとり順番に名前を呼ばれて、問診チェックなどを

しながら進んでいるのを見ていると、またまたあれぇ~???

問診で椅子に座っているのは、子供の方なのです。

最初は特別不思議に思いませんでした。親の代わりに答えて

いるのだろうと思っていました。



でも何だかおかしい。

重篤な障害を持っている人には見えず、見た目での障害の

ある人もいない。

そこで初めて気が付きました。

「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



お子さんの方が重篤な何か障害を持っている人達なのです。

付き添いがないと、外出も自由でないほどの。

親御さん達の顔はとても緊張していて、心配そうに見守っています。



「ちゃんと名前や生年月日を言えているかしら。」

「質問内容に正しく答えられているかしら、、」



本当に心の中が見える思いでした。



お子さんの代わりに一生懸命症状を説明し

何度も「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と聞いている

お母様もいました。


障害者優先の枠だったので、たまたま丁度私が若い人との

切れ目に入ったみたいなのです。

帰るときに椅子に座っている人達は中高年でした。

中高年のみなさんは、ほとんどはひとりで来ていました。



この日、あらためて普段忘れている、外にも出れない

若い病気や障害持ちの人達の存在を思い知らされました。

何だかとても複雑な気持ちになりました。

付き添いの親御さん達の姿が、胸に苦しく残りました。



自分と同じように自由に外に出れず、

家の中で出来る限りのことをして

生きている若い人だって、もちろんいっぱいいるんだ。



たたTVを見てゲームをしているだけかもしれない。

でもみなさん、勘違いしないで欲しい。

これは仕事なのです。唯一出来る仕事なのです。

他に出来ることがないのです。



私も毎日アマゾンプライム映画三昧です。

脳が退化しないように、刺激を貰って鍛えているのです。

もちろん他のこともします。洗濯を干したり。

簡単な洋裁をしたり。

体調を崩さない程度に、恐る恐るコントールをし(出来てるのか?)

色々なことをして生きています。



家の中だけにいると、本当に頭が狭くなる。

コロナワクチンで外に出れて本当に良かったと思います。

思いがけず大変良い体験になりました。






Joséphine Nidy's Official Site

世界でただ一人のオルゴールルネッサンスシンガー。その歌声は’永遠のボーイソプラノ’。スリークッションビリヤードの愛好家でもあり’歌うハスラー’として世界中のビリヤードシーンでも活躍をしている。

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