演奏の形 より自由に自然に一歩一歩

副題:目標、さしで飲んでいる演奏会


皆さん、こんばんは!お久しぶりです!

5月30日(火)大塚ブラジル料理「エスペトブラジル」であった楽しいワークショップ型ライブのレポートです♪ フェイスブックへの投稿をたくさんのお客様がして下さったのですが、ほとんどの方がお友達までの限定公開なので、ここでお見せ出来する様子は少しになりますが楽しんで下さいね!まずは4年振りにお会いをするJunkoさんの投稿です♪


この日のライブは5年振り、4年振り、3年振り、2年振り、初めての方々という顔ぶれで、お客様同士も初対面でも音楽つながりで結構つながっていたり、お席でお話も弾んでいた様で、お一人でお見えになられた方達もより楽しかったと思います♪

こちらは3月26日に渋谷でゲストでお世話になったヴォーカリスト沙邏さんの投稿です♪

他にも3曲も録画して下さって1曲ずつアップして下さったお客様もいらっしゃるのですが、お友達までの限定公開です。残念。


お見えになって下さったお客様達との幸せな写真はこちら~~

みんなすごい幸せそうでお顔のいい写真でしょう~♪d(′∇`)人′∇`)b♪ルンルン

初めてお会いするこんな可愛らしいお客様も♪

皆さんからの愛あるたくさんのプレゼントの数々はこちら~

都内でのフルライブはデビュー時以来なので丸5年振りなのです。5年の間地方や外国でたまに歌っていましたが、いつも思うことなのですが、音楽のある場所や形が諸外国では日本と大きく違うのです。もっと自然で生活に密着している空気感があって演奏する側と聴く側の隔たりや見えない壁などが本当にない形のものが多いです。外国に行かれたことのある方、住んでいた方には非常に分かる感覚だと思います。


私はどうしてもステージ側と客席側との一体感のないよくあるクラシック音楽の演奏会が嫌で、また「いぇ~い!のってるかいっ!!」なんていうロック系のノリを出すのは非常に難しいのでいつも悩んでいました。

いつも演奏の間にうんちくなるほどこぼれ話やお客様のくるくるコーナーなどは設けていましたが、さらに突っ込んで何でもありにしたくて、今回がその最初の一歩となりました。結構「いえい!のってるかい!」でイケた気がします♪


幸いにも会場が結構広いのですが家庭的なブラジル料理のお店ということで、1部と2部の間に演奏者がまかない飯を頂きながらでも、遠く離れたあっちの席とこっちとで話すことが出来ました。これはすごく良かったです。そして質問がある人はいつでも手を挙げてどうぞ♪といつも言うのですが、たくさんの質問が飛び交い、また是非オルゴールで歌ってみたいというお客様もいらっしゃりとっても嬉しかったです。広い空間にも関わらず、かなり親密度の高い今までにない演奏会に出来たと思います。

夢は「さしで飲んでいる」くらいまでに持って行きたいのです。


音楽演奏という手段を使って表現をするということは「私の芸術」をあなたへ表現していると思われがちですが、私に関してはまったくそうではありません。「どうだい?私の芸術を聴いて!」なんて気持ちはたったのこれっぽちもなく、また何の自惚れもありません。私の音楽へ感動して誉めたてて欲しい気持ちもなく、それらの期待も微塵も待ってもいません。


私は自分の専門とする音楽の分野、同時に楽器の手回しオルゴールが超ウルトラマイナーなので、まずはこの世の中にこんな音楽も楽器もあるんだ、ということをひとりでも多くの方に知らせることが出来ればと思って活動しています。他に目的はありません。それはこの音楽達は私を虜にし離してくれないからです。

ひとりでも多くの仲間を増やそう!(‘0´*)ノ"オゥ!!という気持ちなわけです。


私は20数年以上、日本におけるバロック以前の音楽の普及をずっとしたくて、出来なくて悩んで来ました。歌を歌うには伴奏者が必要です。どこにでも行けるには持ち運び可能な楽器でないと出来ません。また伴奏者の方が私の様にどこにでもどんな集まりにでも行ってくれるわけではないのです。クラシック全般の演奏家の中には会場の音響の「響き」に非常にこだわる方も少なくなく、どこでも演奏が出来るわけではないのです。それはやはりクラシック系の楽器が「生演奏」用に出来ているという大前提もあり、それは私もある程度は仕方のないことだと思っています。


また意外にも知られていないかもしれませんが、例えばクラシックピアニストの方がキーボードで演奏をするということは「しない」という方のほうがほとんどだと思います。ピアニストにとって専門はピアノを弾くことであって、電子キーボードはもはやピアノではありません。また感触(タッチ)もまったく違うので、同じ楽器ではないのです。非常に難しく、お受け出来ない方が多いです。さらにアップライトピアノ(箱型の一般宅にある普及型)もNGという人も多いのです。グランドピアノでないとダメなのです。


上記の他にも色々な難儀な条件等があり、私と同じ様に柔軟にどこにでも、またバロック以外の音楽でも、という人には日本では一度もお会いすることがないまま長い月日が経ち、私はもう完全に自由な音楽活動は出来ないと思っていました。もう20年以上も時間が過ぎました。

そんな時に手回しオルゴールに出会ったのです。


私の大好きなバロックやルネッサンス音楽の雰囲気を損なうことなく、むしろ元来あるクラシック、古楽器より良いかも。その上に自分ひとりで難しい練習がなく演奏が出来るのです。そして何より、か細い小さな私の声にピッタリな楽器でした。


私はこの楽器に出会った時に、私の為にこの世に生まれて来てくれた楽器だと思いました。日本で開発されて45年ほどあまり。私のことをずっと待っていてくれたと心底思っています。そして私はこの手回しオルゴールに出逢う為に、今日までひとりぼっちの演奏家で伴奏者も見つからずに思うように演奏活動が出来なかったのだと思いました。


私より上手い歌手は五万といます。手回しオルゴール業を本職としている演奏、編曲家の方もいます。でもオルゴールでバロックやルネサンス音楽を演奏し歌うのは私だけの仕事です。どうして自分が歌うのか分からない時期も長くありました。どうしてこれらの音楽が私を離さないのかも。どうしてこんな声に生まれたのかも。

か細く小さな不安定な声も、バロック音楽も、手回しオルゴールも、この3つでやっと私1つです。この3つ以外になく、どれ1つが欠けても私は歌うことが出来ません。私の人生や命のすべてです。

私、酔っ払いばかりの居酒屋にでも歌いに行きます。もし本当に聴きたいのであれば。そこが、どんなに音響が悪く、5人しか人の入らないところでも。予算がなくても行きます。

でも私、お金を積まれても大きなバロックマニアが聴きに集まるホールには行きません。違う人を呼んで下さい。私ではお役に立てません。「立つ」と言われてもしたくありません。ごめんなさい。私の歌いたいところではないんです。


バッハやヴィヴァルディーは実は演歌に聴こえるとか(本当です)16世紀や17世紀の歌謡曲は今もみんなが良く知っている「あの曲」だったりとか、実は皆さんにも馴染みが深いのです。とても身体に馴染む自然な、そして何よりとても美しく単調なメロディーなものばかりです。有名なところでパッヘルベルのカノンがありますよね。一度聴いたらあの旋律は覚えますよね。そんな曲が無数にある時代の歌を私は歌っています♪


これから先も、あの手この手を考えて「さしで飲んでいる演奏会」に近づけたいと思います。これはオフィシャルページの「About Joséphine Nidy」というところにある私のパンフレットです。ここにも載せておくので、読んだことのない方に読んで頂けたら嬉しいです。音楽が本来ある正しい場所でこれからも歌いたいです。そして正しい形で演奏をしたいです。命尽きる最後の日までこれらは変わることはありません。

次は所属会社のスタジオで「パジャマでお泊り演奏会」なんてどうかな、と以前から考えてはいたけど、いよいよ煮詰まって来ています。実現に向けて頑張りますっ!!


30日にお見えになって下さったみなさん、本当にありがとう!数年振りの方ばかりで涙が出るほど嬉しかったです!次の東京での「さし飲み演奏会」も頑張ります!


最期まで読んで下さった皆さん、ありがとうございました!

See you soon !!! 
Bonne nuit !!


Joséphine Nidy's Official Site

世界でただ一人のオルゴールルネッサンスシンガー。その歌声は’永遠のボーイソプラノ’。スリークッションビリヤードの愛好家でもあり’歌うハスラー’として世界中のビリヤードシーンでも活躍をしている。

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