選択を間違う理由。「バイアス」という心理

前号 ≪「群れ」から離れてみませんか?「投影」という心理≫の続きです。1話ずつ内容は完結していますが、続けて読むとより分かり易いと思います。


「しないという選択」というタイトルの予定でしたがその前に1つ「バイアス」というテーマで書かせて下さいね。


これらの記事を書くようになったきかっけは、私が歌や人生で学んで来た具体的な手法、メソッド、方法が違う分野の方にでも少しでもお役に立てたらと思い、書くようになりました。2,3話先には身体的な具体的な技術向上の手法の1つも書こうと思っています。すべての人に高い成果や効果が出るとは思っていませんが、出る方ももちろんいますし、今までにも誰かの役に非常に立つこともありました。もしその都度の投稿でどこかの誰かにほんの少しでも何かのお役に知らないところでも立っていたらこんなに嬉しいことはありません。

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毎日、私達は生きる上で大事な大きな事柄の決定や選択以外にも、常に選択と行動と向かい合って次の時間を進んでいます。例えば、「次は何をしよう?」「お昼は何を食べよう?昨日はラーメンだったからとんかつにしよう」「野菜不足の昨今だから今日はサラダをいっぱい食べよう」など、色々と考えて「常にベストの選択」をしている筈です。誰も嫌なことをわざわざ選択しませんよね。また間違ったことも自ら望んで選択をしませんよね。

ところが、、、、、、


これ、間違った選択をかなりの率でしているのです。え?と信じられないかもしれません。まずはこのお話を。バイアスのお話です。分かり易いページがあるのでまずはURLを貼りますね。お時間のある方は簡単に読めますので、ざっと読んでみて下さい。

http://www.pojihiguma.com/entry/bias-mean


一般に「認知バイアス」「心理バイアス」と呼ばれていて、簡単に言うと
「論理的な思考を妨げ合理的な判断が行えなくなる偏見」のことです。

平たく言うと、「思い込みによって正しい判断が出来ない」ことね♪

またバイアスには無数の種類があります。集団バイアス、脳内バイアス、確証バイアスetc,,,しかし種類訳の明確化されていない部分も多くあり今は細かいことはおいときましょう。


俺は私は大丈夫。いつも冷静な正しい判断が出来ているわ、という人もこの偏見から実は逃れていません。それらの実例をページの中から、一番分かり易いのを1つ。


4枚のカードがあります。

「偶数が表に書かれたカードの裏は赤色である」

を証明する為に2枚をひっくり返すとしたらあなたはどのカードをめくりますか?


これ、多くは「8」と「赤」のカードをひっくり返してしまうんですね。そうだった方もいらっしゃればそうじゃない方もいると思います。一番効率がいいのは「8」と「茶色」なんです。これでまだ分からない方は次のを。これで「なるほど」と分かります。

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「飲酒しているならば、20歳以上でなければいけない」というルールが成立していることを知るために、誰を調べるか。トランプの様に2人としましょう。


A〈ビール〉B〈ウーロン茶〉C〈28歳〉D〈17歳〉


これも一番多いのは、A〈ビール〉とC〈28歳〉なんですね。

でも正解はAとDです。


これでお気づきになった方も多いと思います。

これらは間違っていても別にいいんですね。カード4枚(4人)を全部調べればいいわけですね。でも全部を検証すると、時間と労力倍掛かりますよね。それでも正解を得るのですから、通常でしたら何も困りません。


でも、困る場面が出て来る時があるのです。それは能率をあげたい仕事上などの場合。職業的な仕事なら尚更そういった必要性があると思います。

しかし、上記の2例においては「正しい選択」とはこういうことです。

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「ある1つのことが、時間も労力も半分になって同じ成果が上がる」

ということなのです。どんどん頭の中でパズルが合わさる様に、思い当たるバイアスがあるかと思います。

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これらは些細な例なのですが、毎日、すべてを「選択」により次の瞬間に進んでいます。残念なことに、大事な選択においても、上記の例の様に、実はいつも時間、労力を倍以上掛けているかもしれないのです。

すべての物事において、この一番効率の良いベストを「選択」出来ると、自然と時間が沸くわけです。仕事が早い、上手く出来るを兼ねるわけです。こんなにいいことはありませんよね。


「論理的な思考を妨げ合理的な判断が行えなくなる偏見」=「思い込みによって正しい判断が出来ない」というバイアスから逃れ、正しい選択をする為には訓練しかありません。そんなにこれも難しいことではありません。前号の「投影」「イソップ童話」を自分の中で振り返りながら認めて行くだけの行為と同じです。


1日を振り返って、「めくったカード」が合っているか、紙に書き出してみると分かり易くなりますね。正誤判断の付かない時は「他に時間、労力短縮、より高い効率、結果の出来る方法はあったか?」と考えると、ベスト選択が見えやすいです。やってみると案外に簡単で、習慣として身に付け、間違った選択の癖も案外簡単に直せるのです。


それが出来るようになりたいのなら、直したいのであれば今日から「やる」だけで何の技術も要りません。振り返ってチェックをするだけで、子供でも出来ます。でも、なかなかしないのが人なんですね。笑。良い結果は求めていても、「今日も自分は精一杯だった。頑張ったこれでいいんだ」と「イソップ童話(投影)」の中に行き、まさしくバイアスにはまったまま抜け出せないのです。笑


すると、、、


そうなんです。誰でも技術もなく出来る簡単なことですから、これをすぐに始めた人は、時間が倍になり、労力は半分以下になり同効率以上を上げて行くので、最低でも2倍強以上の差が日毎についてしまうのです。それが1日ではなく、1週間、数か月、数年、、1日で2倍強以上の差なのですからもう「いつでも出来る」では追い付けません。


何かにたてけいる人というのは、このバイアスの正誤判断が的確なわけです。カードを4枚めくらず、2枚でも正確な選択をするわけです。これらはお師匠さんなり、教本なりどこかからか誰かからか教わって身に付けているのです。特別にバイアスということを学んだわけではありません。最初はみんな4枚めくっていたのです。でも正しい2枚になるまでの道のりの問題です。時間が掛かっても、いつも正しい2枚を選択出来るといいですよね。


さて、バイアスには無数の種類があり、また我々すべての人はこのバイアスから逃れては生きていけずまたその必要もありません。バイアスに掛かっている状態が功を成す場合もあるのです。貼ったURLが私がここで書くより、読めばおおよそどういったことか分かるので是非一読を。そのURLにある「アンカリング」という手法を自分の中に取り入れるとより効率が良くなります。


「水泳のAさんがオリンピックで全種目を優勝する確率は10%より下か上か」という質問と

「水泳のAさんがオリンピックで全種目を優勝する確率は60%より上か下か」という質問では、その提示された数字に近い方を、聞かれた人は自分の回答とし考え答えてしまうのです。10%と聞かれると10に近い数字、60%と聞かれると60に近い数字を回答とするということです。


現実の自分自身への問い掛けも「今10%出来る。これからどれだけ出来るか」と考えがちですが、上記に倣って「100%のうちの今どれだけ出来るか、出来ているか」と考えた方が、成長率が早いのです。これは「私は勝つ!」というイメージコントロールではありません。

イメージではなく、「言葉」という形に意識が引きずられてしまうのです。

「100%」と「10%」、言われた言葉に近い方に結論を想像する習癖が人にあるならば「100%」という言葉を使った方がいいですよね。


バイアスにはまっているのでは?と考える習慣は何事にも効率が良くなります。またこのアンカリングにおいては、上手に利用して自分自身に使うとものすごく良い成果が得られると思います。

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そして次回、やっと「しないという選択」です♪

あれこれ「投影」「バイアス」の反省会を毎日「する」となると億劫になってしまい続きません。でも、これらを何とか習得したい。大丈夫です。習得にもまた楽な方法がちゃんとあります。人によっては人生が大きく変わる「しないという選択」になるかもしれません。私は望む様に人生が想像を超えて変わったひとりです。その後、その変化は終わることなくずっと続くようになりました。













Joséphine Nidy's Official Site

世界でただ一人のオルゴールルネッサンスシンガー。その歌声は’永遠のボーイソプラノ’。スリークッションビリヤードの愛好家でもあり’歌うハスラー’として世界中のビリヤードシーンでも活躍をしている。

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